約 2,570,501 件
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/175.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~精錬の書~ 第11話 光と闇の狭間 後編 始まりの大地に向かう途中で、ユグドラさんを見つけた。 ユ「ついに、ここまで来てしまったのね。」 沙「はい。世界に平和を齎すために、私達は始まりの大地に行くんです。」 ユ「…そう。ブルーはこの先に居るわ。でも、貴女にブルーが倒せるかしら?」 佐「魔物を操って人を殺すブルーヘクサなんかに、お姉ちゃんは負けない!」 佐紀の言葉を聴くと、ユグドラさんは佐紀を睨み付けた。 私は咄嗟に、佐紀とユグドラさんの間に入った。 そんな私を見て、ユグドラさんは何時もの表情に戻った。 ユ「……今の貴女にブルーは倒せないわ。」 沙「確かに、力の差はあると思ってます。だけど」 ユ「力の差だけで、貴女がブルーを倒せないと言った訳じゃない。 貴女にブルーは斬れない。でも、ブルーは貴女を斬る事が出来る。 ただそれだけよ。」 言い終わると同時に、ユグドラさんはクリスタルを取り出した。 そして、眩い光と共に姿を消した。 私がスモーキーさんを斬れない? 力の差だけでは無い何かがあるのかもしれない。 でも…。 沙「負けられない。」 私は世界に光を齎す者。 世界に平和を齎す為にも、スモーキーさんは倒さなければいけない。 始まりの大地に着くと、魔物達は既に陣を敷いているようだった。 他国からの伝令によると、魔物達は始まりの大地中心部を中心に円陣を敷いているらしい。 ……守りは堅そうだね。 ウ「弓兵は魔物達に対して攻撃を仕掛けよ。」 傭兵将軍ウィンビーンの指揮により、まず弓兵が魔物達に矢を放った。 すると、円陣を敷いていた魔物達がこちらに向かってきた。 ウ「弓兵はそのまま矢の雨を降らせよ。歩兵は向かってくる魔物達を迎え撃つのだ!」 複数のマーキスオークがこちらに向かってきた。 私はルグナサドを構え、横一文字に振った。 すると、向かって来ていたマーキスオークのほとんどが真っ二つに斬れた。 辛うじて立っているマーキスオークも、佐紀が止めを刺した。 佐「お姉ちゃん以外には負けないように頑張るから!」 そう言って、横に居たマーキスオークを殴り飛ばした。 これでこちらに向かってきた魔物達は全滅だね。 その後も押し寄せてくる魔物たちに対し、魚鱗や鶴翼等の陣形で迎え撃った。 気がつくと、始まりの大地中心部への道を塞いでいた魔物達は居なくなっていた。 ウ「このまま中心部へ突撃するのだ!」 「「おぉーッ!」」 中心部への道が開かれたと言う事で、味方は我先にと突撃していった。 ?「プラナバーストッ!」 謎の声と共に、味方の兵士が次々と空へ飛んだ。 いや、大地から衝撃波の様なものが出て、それで弾き飛ばされたのだ。 そしてかなりの高さから地面に落ちてきた。 今のでカセドリア軍の四分の一がやられた様だ。 佐「お姉ちゃん、あそこに誰か居る。」 そう言うと、佐紀が指を指した。 佐紀が指差した方向を見ると、一人の兵士が立っていた。 最初はスモーキーさんかと思ったが、どうやら違うようだった。 両手が人の体程の大きさだったからだ。 しかしよく見ると、巨大なガントレットだった。 どうやらセスタスの様だ。 ?「ここを通りたければ、この俺を倒していけッ!」 私がルグナサドを構えつつ近づくと、兵士もガントレットを構えた。 ?「……お前が沙羅か?」 不意に私の名を呼ばれた。 沙「貴方もスモーキーさんの仲間なんですね。」 ヒ「俺の名はヒロ。ブルーヘクサの同士にして同志。 誰にも俺達の邪魔はさせない!」 言い終わると同時に、右手のガントレット周辺の空気が歪んで見え始めた。 何かが来る。 直感でそう感じた私は、防御体勢をとった。 ヒ「ほう、俺の気を感じるか。」 佐「お姉ちゃんには、指一本触れさせない!」 近づいてくるヒロに対し、佐紀が殴りかかった。 ヒロは避けることなく、そのまま殴り飛ばされた。 しかしヒロはすぐに立ち上がると、にやりと笑った。 ヒ「ブルー以外に俺を殴り飛ばせる奴が居るとはな。 久しぶりに本気を出しても良さそうだな。」 そう言うと、ヒロは両手のガントレットを外した。 ガントレットを外すとの同時に、ヒロの周りの空気が歪み始めた。 そして、物凄い威圧感を感じた。 まるでジャイアントと対峙しているかの様な気分だ。 私がルグナサドを構えると、佐紀が私の前に立った。 佐「こいつは私が倒すから、お姉ちゃんはブルーヘクサの所に行って!」 何を言ってるのっと言おうとしたが、佐紀の顔が本気の顔になっていた。 アト「ヒロはジャイアントとの合成魔獣。貴女には荷が重いわ。」 いつの間にか、アトラクナクアが横に立っていた。 しかし、攻撃してくる様子は無かった。 アト「何をぼさっとしてるの?ブルーを止められるのは貴女だけなんでしょ?!」 確かに今はスモーキーさんを止める事が先決だ。 だがしかし、佐紀がヒロに勝てるとは思えなかった。 私は、首にかけていたドラゴンソウルを佐紀に渡した。 沙「これは私のとても大事な物。それを少しの間佐紀に預けるわ。 いい?預けるのであって、あげたわけじゃないからね!」 佐「……うん!」 私の言いたい事が解ったのか、佐紀は頷いた。 そして私は、始まりの大地中心部へ向かって走った。 ヒロはそんな私を横目に、佐紀と対峙した。 後ろからはヒロと佐紀の怒号が響いている。 佐紀の事が心配だが、振り返る訳にはいかない。 佐紀は死ぬのを覚悟でヒロと戦うのを選んだのだ。 なら私も、覚悟を決めなければいけないね……。 ~始まりの大地・中心部~ ブルーの所へ行こうとすると、不意に前方が眩く光った。 ユ「ニフィス、貴女をこれ以上進ませるわけにはいかない!」 二「姉さんがここで妨害しにくる事は計算通りです。 しかし前回の戦いで力の差は解った筈では?」 ユ「……そうね。あの時の私には、貴女が妹だという思いがあったわ。 でも今は違う。貴女はもう妹ではなく、私達の邪魔をする敵よ!」 二「面白いですね。なら、決着をつけましょうかッ! 永久に凍てつけ!ダイヤモンド・ブリザードッ!!」 ユ「望むところよッ! 地獄の炎で灰燼に帰せ!デス・フレアッ!!」 もうすぐ……終わる byスモーキー
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/150.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~鍛錬の書~ 第7話 ローグローブ防衛戦 コラント平原で決起した反乱軍は、そのままアベル渓谷やテルカノン遺跡を占領した。 首都アズルウッドでは、反乱軍の動きが騒がれている。 追放されて反乱を起こした人達のほとんどは玄人、こちらはほとんどが素人。 連戦に連戦を重ねた結果、カセドリアの領土は日増しに減っていった。 そして、ローグローブ台地から東側のほとんどが反乱軍の領土となった。 このままカセドリアは滅んでしまうんだろうか……。 私はシュリッツ城でベルクさんと対談していた。 沙「まさか、こんな事になるなんて……。」 べ「当然の結果ですね。 今までカセドリアに忠誠を誓っていたのに、噂の一つで首都を追放です。 反乱を起こしたくもなるでしょう。」 沙「私はこれに乗じて他国が攻めて来ると思います。」 今のカセドリアへ攻め込めば、容易く領土が増やせるだろう。 しかし、ベルクさんは笑った。 べ「沙羅さん、それは浅はかな考えです。」 沙「どうしてですか?!」 何故攻めて来ないと言えるのか、不思議だった。 べ「ネツァワル王国の獣人王ヒュンケルは獣ですし、 ゲブランド帝国の皇帝ライルは聡明と聞きます。」 沙「それが、どうして攻めて来ないと言えるんですか?」 べ「分かりませんか?」 ベルクさんは不思議そうな顔で私を見た。 私が分からないっといった顔をしていると、ベルクさんが優しく説明してくれた。 べ「今カセドリアに攻めたら、せっかく内部分裂してるのが元に戻るからです。 もしも攻めたとするなら、自国にも相当な痛手となるでしょう。 それよりも、内戦が一段落した所を攻めれば簡単に領土を増やせるでしょう。」 確かに、カセドリアが内部分裂して一番得をするのは他国だね。 べ「しかし、そうはならないでしょう。」 沙「何故?」 べ「反乱軍の目的は軍の上層部です。 さすがに聖女王ティファリス様まで憎んではいない筈です。 もしもティファリス様が軍の上層部を処罰し、和解を申し出たら」 沙「反乱してる人達も、それを受け入れるんですね!」 べ「そうです。父上もそう思い、近々ティファリス様にそれを申し出ます。」 微かに見えた希望に、私の胸は躍った。 チラッと時計を見ると、15時を回っていた。 沙「いけない、もう帰らないと!」 べ「もうそんな時間ですか、それでは馬車と護衛を用意します。 沙羅さんに何かあっては大変ですからね。」 沙「ありがとうベルクさん。またね。」 べ「沙羅さん、貴方にクリスタルの加護があらんことを…。」 馬車で帰宅していると、ローグローブ付近で張文遠さん達を見かけた。 何かあったのかな? 私は馬車の人に言って、ここで降ろしてもらった。 護衛の人は心配していたが、知り合いが居ると言ったら了承してくれた。 私が馬車を降りると、張文遠さん達が近づいてきた。 張「何故御主が此処に居る?」 の「早く帰りなさい、ここはもうすぐ戦場になるから。」 沙「ここが戦場って、反乱軍が攻めて来るんですか?」 シ「そうよ。おそらく南部に行ってる普通の兵士じゃなく、精鋭でしょうね。」 張「そしてその中には、少なからずアマテラスも居るだろう。」 青「戦場とはいえ、昔の仲間と戦う事になるなんて…。」 張「敵は斬り、味方は守る。ただ、それだけだ。」 の「そんな事言って、実は寂しいんでしょ?」 すると、張文遠さんが俯いた。 確かに、私もスモーキーさん達と戦うなんて想像したくもなかった。 青「…何か、来るッ!」 突然青りんごさんが大きな声を出したので、私は驚いた。 張「うむ……、来た様だな。」 東の方向から砂塵が上ってきた。 の「沙羅ちゃんを帰らせる時間は無さそうね。 こうなったら、沙羅ちゃんにも戦ってもらうことになるわね。」 シ「前線は危ないと思うわ。」 張「うむ。ならば青りんごと一緒に裏方をしてもらうことにしよう。 各員、戦闘準備にかかれッ!」 「「「了解」」」 張文遠さん達以外にも、カセドリアの兵士達が集まってきた。 青「私達は【C:3】に向かいましょう。」 沙「はい。」 こんな形で初陣を迎えるなんて…。 青りんごさんについて行くと、大きなクリスタルが見えてきた。 青「あそこでクリスタルを採掘しましょう。」 クリスタルに近づくと、突然心の中に冷たい風が吹いた気がした。 青「沙羅さんにも感じますか?」 沙「心の中に、冷たい風が吹いた気がしました。」 青「クリスタルは人の思いで成長します。 このクリスタルには、戦場で散って逝った人達の思いが篭っているようですね。」 沙「先ほどの予感といい、このクリスタルといい、 青りんごさんには、私には見えない物が見えるんですか?」 青「え?見えるって言われても……ただ、何となく感じるだけよ。」 青りんごさんには、何か不思議な力があるのかも。 青「でも沙羅さんも感じたのなら、他にも感じる人が居るのでしょう。 隊長やのーくんでぃさん達は、何も感じないみたいですけどね。 そういえば私、動物と話す事ができるんですよ。」 沙「動物って犬や猫とかですか?」 青「そうですよ。犬や猫の他にも、鳥や木々の声も聞こえます。」 鳥や木々の声も聞こえる?! だからこそ、クリスタルに篭った思いが分かるのかもしれない。 沙「もしかして、人の心の声も聞こえるとか?」 青「残念ながら、そこまでは聞こえません。 ただ……。」 沙「ただ?」 青「いえ、何でもありません。」 私は少し気になったが、深く詮索しないようにした。 戦闘が始まって数時間、戦況は反乱軍が優勢のまま夜を迎えた。 私は青りんごさんに連れられて、自軍のキープまで戻っていった。 キープに着くと、大多数の兵士が撤退の準備をしていた。 シ「遅かったわね。私達はローグローブから撤退する事になったわ。」 張「夜陰に乗じて撤退すれば、被害も少ないだろう。」 私は撤退の第2隊に加えられた。 第2隊には、青りんごさんとシャーウッドさんが居た。 沙「あれ、張文遠さんとのーくんでぃさんは?」 シ「二人は殿軍に居るわ。いきなり全軍が撤退したら、後ろから襲われちゃうからね。」 沙「無事に撤退できると良いんですけど。」 青「……。」 第1隊が撤退し、私達の番になった。 撤退を始めてEラインの窪地に近づいた瞬間だった。 不意に周りから声が上がった。 「敵襲ッ!!」 その声と同時に、私は何者かによって連れ去られてしまった。 しかし、それが誰なのかはすぐ分かった。 沙「スモーキーさん?!」 ス「騒ぐな。」 そしてそのまま、敵陣地内部に連れて行かれた。 陣地内部にある一つのテントの中に通されると、やふやふさん達が居た。 そして、 テ「貴女が、沙羅さんですね。」 聖女王ティファリス様が……居た。 今週はUP無いのかと思わせてUP。byスモーキー
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/50559.html
神祖竜(しんそりゅう) ボルシャック・アマテラス 神祖竜 ボルシャック・アマテラス SR 火文明 (8) クリーチャー:オリジン・アーマード・ドラゴン 10000+ ■このカードを「メクレイド」能力で自分の山札から見た時、相手に見せてもよい。そうしたら、相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊し、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーすべてのパワーを+2000する。 ■パワード・ブレイカー ■自分のアーマードすべては「スピードアタッカー」を得、バトルゾーンにある自分のアーマード1体につき、パワーを+1000される。 ■このクリーチャーが出た時、自分の他のエレメントを好きな数、山札に加えてシャッフルする。こうして加えたエレメントの数までアーマード・メクレイド5する。 作者:だし巻き卵 フレーバーテキスト 関連 《超竜神星 ボルシャック・ドラゲリオンNEX》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/92.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~修練の書~ プロローグ ここはエイケルナル大陸のティルケット草原。 少女らしき人影が草原を走っていく。 ?「ハァ…ハァ…急がなくちゃ。」 少女は酷く焦っているようだ。 カセドリア連合王国の首都アズルウッドに近いとはいえ、 モンスターは生息している。 それでも少女は走っていく。 事の発端はこうだ。 この少女の母親が、ある日突然動く事が出来なくなったのだ。 しかも厄介な事に、その病気は発病して24時間以内に治療をしないと死んでしまうというものだったのだ。 この病気を治す薬草が、首都アズルウッド近郊のティルケット草原にある事が分かり、少女がやって来たのだ。 しかし、武器も持たず、またモンスターを見た事も無い少女である。 モンスターに見つかるまいと物陰に隠れつつ、その薬草の生えている場所を目指した。 少女の名前は「沙羅」 この物語の主人公である。 沙「……あった!」 ようやく少女は治療用の薬草を見つける事が出来た。 しかし其処には、今までに見てきたモンスターよりも大きいモンスターが徘徊していたのだ。 此処ティルケット草原には、蜘蛛の姿をしたヴェノマスというモンスターが数多く生息している。 そして、それらを束ねるBOSSの様な存在のヴェノマスも居る。 少女が見つけたのは後者の方だった。 沙「どうしよう……。」 急がないと母さんが死ぬ! そう思った沙羅は、意を決して薬草の生えている場所に走った。 しかし、その姿が運悪くヴェノマスに見つかってしまった。 もう少しで薬草を手が届きそうな少女の前に素早く移動し、 少女が気付き逃げようとするのを糸で身動きできないようにした。 沙「キャッ! 嫌だ! 嫌だああぁああああぁ!!」 食べられるッ!! そう思い、沙羅は目を瞑った。 その瞬間、何処からか声が聞こえた。 ?「真空の刃にて、彼の者を切り裂け!ソニックブームッ!!」 沙羅が目を開けると、自分を喰らおうとしていたヴェノマスが、 奇声と共に真っ二つに斬れた。 ?「…だ、大丈夫か?!」 先ほどの声の主が沙羅に近づき、ヴェノマスの糸を解いた。 沙「あ…、ありがとうございます。」 ?「いやいや、間に合ってよかったよ。母親を救う為に、少女が一人で薬草を取りにティルケット草原に向かったと聞いて急いで来たんだ。これがその薬草だな。 よし、帰りは私が護衛しよう。」 沙「はい、よろしくお願いします。」 その後は、モンスターに怯えずに首都への道を急いで戻った。 沙羅が持ってきた薬草により、母親は一命を取り留めることが出来た。 気付くと自分を助けた兵士が、母親が助かったのを見て去ろうとしていた。 沙「どうもありがとうございました。何とお礼を言って良いのやら。 宜しければお名前を伺っても宜しいですか?」 ?「いや、兵士としての義務を果たしたまでだ。 それよりも、お母さんが助かって良かったな。」 兵士は沙羅の頭を優しく撫でた。 そこへ、外から伝令兵の大きな声が聞こえてきた。 「アンバーステップ平原にゲブランド帝国軍が侵攻中! カセドリア国軍兵士は至急集結せよッ!!」 ?「…行かなきゃな。」 扉を開けて外に出てみると、数名の兵士が集まっていた。 「何してるんだスモーキー、急がないとアンバーステップ平原が占領されちまうぞ!」 一人の兵士が自分を助けた兵士に向かって言った。 この人の名前はスモーキーって言うんだ。 ス「すまんすまん。それじゃ、またね。」 沙「はい、ありがとうございます。スモーキーさん。」 沙羅は、仲間と共に走っていく恩人に手を振って見送った。 そして、将来自分もカセドリアの兵士になる事を決めた。 この話は、これから始まる物語の序章として語られる事になる。 しかしその時の沙羅には、想像する事すらできなかった。 一応序章だが、微妙なSSだと自分でも思う=_=; byスモーキー
https://w.atwiki.jp/monmas_x/pages/1894.html
アマテラス 種族 タイプ 属性 レア コスト HP 攻撃 魔力 防御 素早 パッシブスキル名 パッシブスキル(最大時) 神 魔法 火・光 ★5 35 1834 1011 2392 1117 1122 精神の祝福【絶】 【全】魔力2.5倍 ★6 55 2693 1080 3401 1282 1310 神天の厄遮鏡 【全】魔力2.75倍+オールアンチカウンター+【赤・青・緑】素早さ2倍 詳細 覚醒 70 神器・八咫鏡 【個】魔力1.4倍 超絶Sラッシュ限定神 評価:SS オーガと同じオールアンチカウンターのパッシブ。 毘沙門やネクロノミコンの確率連続化や魔法回数+1回、3連続魔法などオールアンチカウンターを持つことで格段に使いやすくなるモンスターが増えます。 ゼウスの「HP満タン時ダメージ2倍」は途中でカウンターを受けるとダメージ量が落ちますが、アマテラスがいればそのデメリットも解消できます。 アビリティ 【個】クリティカル発生率28%アップ 【個】全種族に対して20%ダメージアップ 【個】HPが900アップ 【個】全属性からのダメージを20%カット 【個】魔力が1200アップ 進化素材 虹の超魂×3、神の魂×3、神の超魂×3、1,000,000G 覚醒素材 曼珠沙華×3、獅子王×3、カーリヤ×3、ネフィリム(アルビノ)、1,000,000G ★5・★6スキル 焔光神破 【魔】敵全体に火と光属性魔法 覚醒スキル 神術・煌鳳仙火 【魔】敵単体に凄まじい火と光属性魔法 ダメージ限界値1.6倍 神術・連鳳仙火 【魔】敵単体に凄まじい火と光属性連続魔法 座禅 自身のMP35回復+パーティーのMPを5回復 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/968.html
ハロウィン・アマテラス レジェンドレア 必要魔力 27 近距離 修正前→ 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 8296 10761 19057 11000 誕生日 10月31日 身長 141cm 体重 37kg 3サイズ スキル カボチャの岩戸効果 敵を挑発しつつ自身の防御力を大upし、攻撃を1回軽減する結界を張る 親愛度 コメント 低 ハロウィンのために天岩戸から颯爽登場!トリックオア…トリィィィト!お菓子をくれなきゃイタズラするぞ♪夏は惨敗だったけど、ハロウィンは素敵な思い出を作るぞー!というわけで、お菓子狩りにレッツゴー!! 中 ししっ、お菓子が大量大量!このペースでお菓子が稼げれば、天岩戸に引き籠っても十分に生きていけるよね♪よーし、もっともっと荒稼ぎをするぞー!トリックオア…トリィィィト!お菓子をくれなきゃなぎ払うぞぉ! 高 ん?もしかしてアタシからお菓子をもらおうとしてるの?ヤッダー!これは全部アタシのものだもん!いくらアナタでもお菓子だけは譲れないね!お菓子を渡すくらいなら、イタズラされたほうがいいもーん! 嫁 アナタがいてくれたから、ハロウィンの素敵な思い出ができたよ!ありがとう!んじゃ、天岩戸に引き籠って二人っきりになろ?お菓子はたくさんあるから大丈夫だよ!ほれほれ、ぐずぐずしない! 親愛度 セリフ 低 ヤダーッ!アタシのお菓子は絶対にあげないー! お菓子をくれなきゃ、天叢雲剣でズバッってやっちゃうよ ハロウィン、楽しんでる?アタシは超楽しんでるよ! ハッピー…ハロウィィィン!やっぱりお祭りっていいねー! 中 うぅ…お菓子が取られた…アタシのなのに…グスン… え!?お菓子をくれるの!?アタシ、アナタのこと好きかも♪ カボチャはいらない!お菓子が欲しいの!さぁ、よこせー! これも修行のたまものってやつだね。あー修行してて良かったー! 高 天叢雲剣とお菓子を交換…?えーどうしよっかなぁー… ほ、本当にアタシにイタズラするつもりなの?ヤダーッ!やめてー! しょうがないなぁ〜飴ちゃん一個くらいならあげるよ 八咫鏡とお菓子を交換…?まあ、それくらいならいいかなぁ… 嫁 太陽の代わりに、カボチャランタンを置いておけばいいじゃない? 次に外に出るのは夏かな…?それとも、冬かな…? お菓子ももらえて、イタズラもできるなんて素敵なお祭りだったね オープンザアマノイワト!アタシたちの愛の巣へようこそ♪ スキンシップ後 朝 ハロウィンって夜が本番じゃないの?ふぁ…とりあえず、おやすみ… 夜 活動開始!お菓子を巻き上げるぞー♪ なでなで むぎゅ…ちょ、ちょっと力が強いみたいだけど…むぎゅぎゅ… その他 誕生日 うぅ…お菓子が取られた…アタシのなのに…グスン… 親愛度:中セリフ1 -- 3 (2015-01-27 14 33 33) え!?お菓子をくれるの!?アタシ、アナタのこと好きかも♪ 親愛度:中セリフ2 -- 3 (2015-01-27 14 35 03) カボチャはいらない!お菓子が欲しいの!さぁ、よこせー! 親愛度:中セリフ3 -- 3 (2015-01-27 14 37 02) これも修行のたまものってやつだね。あー修行してて良かったー! 親愛度:中セリフ4 -- 3 (2015-01-27 14 38 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ibunden_susano/pages/13.html
種族:人間っぽい何か(現世。強力な神力で無から生み出した現身を持つ天津神族) 身長:162cm程度(現世での身長) 所属:日本、高天原(主神) 性格:[外向き]生真面目、気が強い、(ダメな)男嫌い、穏健派、思い立ったらすぐ行動、神力(物理)、等々 [内向き]家族思い、強すぎる母性、涙脆い、心配性、親分肌、ストイック、旅行好き、乙女、等々 愛称:テラ姉、姐さん、テラ様など(人間界)。 関連人物:スサノオ(弟)、ツクヨミ(弟)、クシナダ(弟の嫁)、タゴリ(姪)、タギツ(姪)、イチキ(姪) 来歴と設定(公開用) 幼い頃から絶対的な神力とカリスマ性を持ち、高天原に赴く以前は弟二人の良き相談相手(父が難解な性格だったので)であり肝っ玉かーちゃん的存在だった。 高天原ではカリスマ性を発揮しつつも臣下たちの権謀術数に疲弊し徐々に以前心通わせた相手すらをも手放しで信用できない性格になっていく。 それでも近代まで国を支え役目を放棄しなかった強い根性の持ち主でもある。 弟二人には過去立場的に辛い対応をしてしまったことを悔いている節があるが、素直ではないので言葉には出さない。 父譲りのツンデレ。ファザコン。 来歴と設定(非公開・裏設定) 設定を検討中です 原案者以外で追記したい内容・案は、上記文中を実際に変更・追記する前に、まず以下に書いて下さい(皆で検討するため) 例:◯◯の部分に□△を追記したいのですが。など、この部分に書いて下さい↓
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/12160.html
進姫命 トライアル・アマテラス ✪VR 水 7 クリーチャー:サムライ/ナイト 8000 ■エキサイト召喚―バトルゾーンに自分のクロスギアがあれば、このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、エキサイトバトルゾーンに出してもよい。バトルゾーンにある自分のクロスギアがバトルゾーンを離れ、自分のクロスギアがバトルゾーンに1枚もなくなった時、このクリーチャーをバトルゾーンに戻す。 ■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーがエキサイトバトルゾーンにあれば、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それがこのクリーチャーのパワーより小さいクリーチャーであればバトルゾーンに出してもよい。 ■W・ブレイカー 作者:雁行彩 フレーバーテキスト 収録 CDMC-エピソード1「ダーク・ホース・ウォー」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/167.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~精錬の書~ 第5話 闇の始まり スモーキーさんはいったいどうやって首都に入ったんだろう? いや、もしかしたらスモーキーさんの協力者が届けたのかもしれない。 沙「佐紀、誰がこの箱を持ってきたの?」 佐「家の外から物音がしたから出てみたら、その箱が置いてあったの。 箱にお姉ちゃんの名前が書いてあったから、お姉ちゃん宛ての荷物だと思ったの。 …何か問題でもあったの?」 佐紀は私に怒られると思ったのか、少し怖がっている。 沙「ううん、何でもないよ。」 そう言って、佐紀の頭を撫でた。 佐紀は安心したのか、ほっと胸を撫で下ろした。 それにしても、アゼリー一式って高価なはずだよね。 …着れるかな? 試しに着てみたが、サイズは問題ないようだった。 佐「お姉ちゃん、かっこいい!」 沙「そう?」 鏡の前に立ってみると、部隊服の時よりも勇ましそうな自分が居た。 …今度から、これを着ていこうかな。 服を着替え、シャワーを浴びた後、私はベッドに倒れこんだ。 どうやら戦場での疲れが出たようだ。 私はすぐに眠りについた。 ~???~ ?「荷物は届けたの?」 ?「ちゃんと言われたとおりにしたわ。 それよりも、二人の姿が見えないけど?」 ?「二人とも、別々の戦場に行ったわ。」 ?「そう。そろそろ計画も仕上げの段階かしら?」 ?「そうね。この計画が成功すれば…。」 ~中央大陸のとある戦場~ 俺一人に対し、多数の兵士達が襲い掛かって来る。 しかし軽く手を横に振るだけで、全ての兵士が弾き飛んだ。 ?「強国エルソードって聞いてたのによ…雑魚ばっかりか。 もっと強いのは居ねえのか?」 「…ッ!」 俺の言葉が気に食わなかったのか、一人の兵士が立ち上がった。 ほほう、一人は歯ごたえのありそうな奴が居たか。 「我エルソード軍を雑魚と言うか?!」 そう言って剣を片手に襲い掛かって来るが、動きが鈍い。 剣を手で軽く弾き、そのままその兵士を殴った。 そして、戦いは終わった。 ?「……つまらねえな。これならあいつと場所交代しときゃ良かったかな?」 それにしても、訓練人形ってのは便利だよな。 クリスタル一つで強さが変わるし、何より楽で良い。 ここも終わったし、そろそろ帰るか。 振り返ると、眼下には無数の兵士が横たわっている。 ……つまらん。 目が覚めると、外はまだ明るくなり始めた頃だった。 散歩をしたくなったので、薄暗い街中を散歩する事にした。 家を出て、宿舎前を過ぎ、ユグドラさんの店に行く路地裏近くに着いた時だった。 ?「沙羅。」 私を呼ぶ声が聞こえた。 しかし、周りを見ても誰も居なかった。 …気のせい? 前を向き直した時、目の前にユグドラさんが居た。 ユ「ずいぶんと朝が早いのね。」 沙「ユグドラさん?!」 私が驚いたので、ユグドラさんは不思議そうな顔をした。 ユ「そんなに私が珍しいかしら?」 沙「いえ、昨日お店に行ったら不在だったもので…。」 ユ「あらそう。昨日はちょっと遠出しててね。何か占って欲しいの?」 沙「いえ、そうゆうわけでは…。」 私を顔を見つつ、ユグドラさんは少し思案した。 ユ「…立ち話もなんだし、私の店に行きましょう。」 沙「はい。」 店に着くと、何故かお茶とお菓子が用意してあった。 沙「あれ?」 ユ「さすがに、お茶とお茶菓子くらいは用意しないとね。」 どうやら魔法で用意したみたいだね。 それにしても、こんな事までできるって…魔法って便利だね。 椅子に座り、ユグドラさんがお茶を一口飲んだ後だった。 ユ「アゼリーは気に入った?」 沙「え?」 何故ユグドラさんがアゼリーの事を知ってるの?! いや、佐紀は物音がして外に出たら箱が置いてあったって言ってたね。 ユ「そう、あれを届けたのは私よ。もっとも、お金を出したのはブルーだけどね。 教え子の貴方が、フィフスになった事を凄く喜んでいたわ。 同時に、少し悲しそうだったけどね。」 沙「ユグドラさんは、訓練人形を盗んだりしてないですよね?」 ユ「盗む?あれは元々ブルーの物、盗むって言葉は間違ってるわね。 それと、人形は持ち出したんじゃなくて、私がクリスタルで転送したのよ。」 沙「そんな、私はアトラクナクアが盗んだものばっかり…。」 ユ「…まあ、疑われてもしょうがない事ばっかりしてたものね。」 沙「それじゃ、魔物を統べる者は…スモーキーさんなんですか?」 ユグドラさんは、少し思案して顔を横に振った。 ユ「それは言えないわ。約束だから。」 言えないっと言っているが、私にはそれが真実だっと言っている様に感じた。 ユ「それよりも、何故ブルーが5年前に首都を出て行ったのか、知りたくない?」 沙「え?」 スモーキーさんが首都から出て行ったのは、軍事裁判で首都から追放されたからではないの? ユ「…本当は、これも言っちゃいけない約束なんだけどね。 知りたいなら話すし、知りたくないなら話さないわ。」 沙「教えてください。何でスモーキーさんは首都から出て行ったのですか?」 ユグドラさんはお茶を一口飲んだ後、遠いものでも見るかのような顔をした。 ユ「軍事裁判の判決は、証拠不十分で無罪に決まったわ。 でもね、それと同時に一つの取り引きが行われたの。」 沙「取り引き?」 ユ「ええ。これ以上問題を起こすなら、所属している部隊の全員を首都から追放するってね。 でもブルーが首都から出て行くなら、今までの事は水に流すっていうものよ。」 沙「そんな…、そんなの取り引きじゃなくて脅迫ですよ!」 ユ「…そうね。だからこそ、ブルーは自分から首都を出た。 それと同時に、カセドリアの兵士も辞めたわ。 カセドリアの兵士で無い者の消息は知らないって事で、ブルーは消息不明になってるわね。 …これが真実よ。」 沙「……。」 ユ「ブルーは今、世界に闇を齎そうとしているわ。 それを止める事が出来るのは…貴方しか居ない。」 沙「私は世界に光を齎す者…。闇に対抗できるのは…、光しかないですね。」 私は一礼して店を後にした。 路地から出ると、空はもう明るくなっていた。 家に戻ろうと、もと来た道を帰って行った。 そして、宿舎近くに来た時だった。 何やら宿舎前が騒がしかった。 よく見ると、ニッシンさん達が戦場に向かう様だった。 アマテラスの副隊長格が、全員集まっている。 珍しく、ラウさんも出てきている。 皆がざわざわしていると思ったら、瞬時に治まった。 何事かと思ったら、やふやふさんが出てきたのだ。 や「行く前にこれだけは言っておきます。 私より先に死ぬ事は許しません!以上!!」 二「いざ、ゴブリンフォークへ!」 「「おーッ!」」 やふやふさんを先頭に、皆戦場へと向かっていった。 …何故だか胸騒ぎがする。 アノヒトタチニツイテイッタホウガイイワ。 エフリシアがついて行けって言う事は、やふやふさん達に危険があるって事だね。 私は急いで家に帰った。 部屋に戻り、戦場に行く準備をした。 私がまたベルの城に行くと思ったのか、佐紀が部屋に入ってきた。 佐「また何処かに行くの?」 沙「うん。今度もまた戦場よ。」 佐「私も行く!」 沙「今回の戦場は危険なの、だから佐紀を連れて行くわけにはいかないわ。」 佐「私じゃお姉ちゃんの力にはなれないの?私だって戦えるよ!」 佐紀の目は、真っ直ぐに私を見ている。 こうゆう時の佐紀は、絶対に意志を曲げない。 ……跡をつけられてるよりも、連れて行った方が無難だね。 沙「分かったわ。でも絶対に無理しちゃダメよ!」 佐「うん、約束する!」 佐紀は普通の兵士達よりは強い。 しかし戦場での経験はほとんどない。 今はまだ、後方で支援をさせていた方が良いね。 佐紀の準備が終わると、二人でゴブリンフォークへと向かった。 間に合えば良いけど……。 公約通りUPするぜ byスモーキー
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/115.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~修練の書~ 第7話 戦闘 前編 夜になり、出場するチームはグラウンドに集合した。 生徒の他にも、教官達も参加するようだった。 ゼ「…教官達も参加するらしいから、もし当たったら勝てないよね。」 べ「生徒と戦うとは決まっていませんから、教官達はお互いに戦うのでは?」 沙「そうだよね。やふやふさんとかと当たっちゃったら、私達じゃ無理だよね。」 試合会場は、中央にある二つの大きなクリスタルの周りのようだった。 理「参加されるチームの方はこちらに集まってください。」 理奈さんの声と共に、大勢の人がクリスタルの回りに集まった。 ス「いよう、ここだったのか。」 クリスタルに向かう途中で、スモーキーさんが話しかけてきた。 沙「応援しに来てくれたんですか?」 ス「まあな、生徒と教官は決勝でしかぶつからないらしい。 …勝ち進めよ、決勝で待ってるからな!」 沙「はい、必ず勝ち進みます。」 理「参加されるチームの方はお急ぎください!」 理奈さんに言われて、急いでクリスタルに向かった。 生徒のチームと教官のチームは別々のクリスタルの様だった。 理「それでは説明します。試合はこのクリスタルの中で行います。」 理奈さんの言葉を聞いて、回りが騒ぎ出した。 「クリスタルの中って、一体どうやってクリスタルの中になんて入るんですか?!」 生徒の一人が理奈さんに対して質問した。 確かに、クリスタルの中で戦うっていうのは、ちょっと意味が分からなかった。 理「それを今から説明するんです!戦う2チームがクリスタルに近づいてもらいます。 その後、クリスタルによる仮想空間内部で戦っていただきます。 尚この仮想空間では、傷を負っても現実に傷を受けるわけではないので安心して下さい。」 なるほど、例え仮想空間内部で致死量のダメージを受けても、大丈夫という事だね。 理「それでは、最初の組み合わせを言います。 第1試合は、沙羅・ゼノ・ベルクチームとレイン・リック・キルシュチームです。 両チームはクリスタルの前まで来てください。」 クリスタルの前まで行くと、突然相手チームの一人が近づいてきた。 そして、ベルクさんに近づいた。 レ「…やっと、あんたへの恨みが晴らせる日が来たわ。」 ベルクさんの知り合いかな? そう思ったが、とうの本人は分からないようだった。 べ「えっと…、どちらさまですか?」 レ「忘れたとは言わせないわよ!3ヶ月前のあの雷魔法実習を!!」 べ「……あぁ、レインさんですか。あの時の怪我はもう大丈夫なんですか?」 雷魔法実習と聞いて、ベルクさんは思い出したようだった。 3ヶ月前…、ベルクさんがまだ魔法のコントロールが十分にできなかった時だね。 レ「むきー、何よその態度は?!この恨みは試合で必ず思い知らせてあげるんだからッ!」 理「二人とも、試合前に喧嘩は禁止です!」 理奈さんに仲裁されて、両チームとも位置に着いた。 理奈さんが何やら呪文の様な言葉を言うと、クリスタルが輝きだした。 その光に吸い込まれるように、意識が遠くなった。 ?「………ん。沙…さ…。沙羅さん。」 誰かが私を呼んでいる。 …誰? べ「沙羅さん!」 気付くと、ベルクさんが私を呼んでいたようだ。 周りを見ると、先ほどまで大勢いた生徒が消えていた。 ゼ「沙羅も気がついたんだね。…どうやら、ここが仮想空間の中みたいだね。」 理「その通り、ここは貴方達の意識だけが存在する空間です。」 沙「確かに、さっきまで居た場所とは微妙に違いますね。」 先ほど話しかけてきたレインさんのチームも居た。 そして、理奈さんを挟むような形で横に並んだ。 理「それではこれより、アマテラス杯新人戦第1試合を開始しますッ!」 辺りに雷鳴が木霊した。 理奈さんが得意とする雷魔法の音だね。。 これが試合開始のゴングの代わりなのだろう。 両チームとも一斉に戦闘準備をした。 べ「こちらは各職1名づつで、相手はソーサラー1とスカウト2ですね。」 ゼ「ということは、スカウトの妨害に気をつけなきゃね。」 沙「では、私とゼノ君でスカウト2名を、ベルクさんはレインさんの相手をお願いします。」 3人で作戦を決めて、相手チームを見た時だった。 3人居るはずの相手チームが、レインさん1名だけになっていた。 沙「な、何で一人だけになってるの?!」 ゼ「ハイドだ、注意し」 ゼノ君の言葉が終わる寸前で、私とゼノ君は羽交い絞めにされた。 キ「私達を相手に、余所見はダメよ。」 リ「まったくだ、油断大敵だぜ。」 沙「しまった。」 まだベルクさんは動けるから、魔法でこの二人を引き離してくれるだろう。 そう思ったが、ベルクさんはレインさんと対峙しているようだった。 レ「お仲間の二人は羽交い絞めで動けないわ。これで1対1よ、勝負しなさい!」 ベルクさんが私達の方を振り向いた。 べ「1対1で勝負するのは良いですが、その間に御二人に手を出したら…容赦しませんよ。」 レ「さあ勝負よ!私の雷で、貴方の身も心も痺れさせてあげるわ!!」 私達から少し離れた場所で、二人は向き合った。 レ「喰らいなさい、ライトニングッ!」 自分で雷と言っただけあって、レインさんは雷魔法を主体としたソーサラーというのを理解した。 雷魔法の恐ろしさは、その射程もさることながら、詠唱が短い為、次々に魔法を放てるところだ。 一方、氷魔法が主体のベルクさんは、射程・詠唱共に負けている。 今の私達には、ベルクさんが勝ってくれる事を祈る事しか出来なかった。 次々に放たれる雷魔法に、ベルクさんは避け続ける事を余儀なくされた。 そして、レインさんのサンダーボルトを避けようとして、横にステップした時だった。 レ「この時を待ってたのよ!神の怒りを知りなさい、ジャッジメント・レイッ!!」 空から無数の雷が現れ、ベルクさんの周りに飛来した。 べ「きゃあああぁあぁああぁあッ!」 絶叫と共に、ベルクさんが倒れた。 あれだけの雷をまともに貰ったのでは、無理も無い。 沙「ベルクさん立って!立ち上がって!!」 私がそう言うと、レインさんが私の方を向いた。 レ「うるさいギャラリーね、これでもくらって大人しくしてなさい。 彼の者を貫け、ライトニング・スピアッ!」 一瞬の閃光と共に、私の体を雷の槍が貫いた。 そして、現実世界で受けたようなダメージが、私の体を走った。 痛い! 仮想空間でも痛みは感じるの? ゼ「沙羅ッ!」 キ「ダメよ、まだ終わってないんだから。」 羽交い絞めにされたゼノ君が私の所に来ようとしたが、脱出できなかったようだ。 リ「こりゃ終わったんじゃね?」 私を羽交い絞めにしているスカウトがそう言った時だった。 べ「…沙羅さんに、手を出しましたね。」 ベルクさんが、ゆっくりと立ち上がった。 あれほどのダメージを受けたはずなのに、何で立ち上がれるの?! レ「あら、まだ生きてたの? 往生際が悪いのね。」 べ「貴方は私との約束を破った。だから…、本気で行かせてもらいます!」 先ほどのダメージが回復したとは思えない。 一体、ベルクさんは何をする気なの? レ「その体で、何をするって言うの?面倒だから決めさせてもらうわ! 神の怒りを知りなさい、ジャッジメント・レイッ!!」 また空から無数の雷が落ちてきた。 沙「ベルクさん、逃げて!」 雷がベルクさんに当たろうかとした瞬間だった。 不意に、ベルクさんの姿が消えた。 …いや、消えたんじゃない。 そう、ベルクさんはレインさんの隣にいた。 一瞬にして、レインさんの横まで移動した?! レ「なッ!」 べ「私ね、約束を破る人が…大嫌いなんですッ!」 ベルクさんがレインさんの腕を掴んだ瞬間、二人の周りをドーム状の氷が覆って行った。 これは何?と考えていると、二人が完全に氷に覆われた。 レ「いやあああぁあああぁあッ!」 突然、レインさんの悲鳴が聞こえた。 中の様子が分からない為、一体何があったのか分からない。 悲鳴が終わると、二人を覆っていた氷が砕けた。 しかし、そこにはベルクさんしか居なかった。 理「レインチーム、一名脱落っと。」 理奈さんが何かを確認して言った。 脱落って、死んだって事?! べ「さて、残すはスカウトの御二方のみとなりましたけど?」 ベルクさんが満面の笑みでこちらを見た。 すると、私を羽交い絞めにしていたスカウトが離れた。 そして、理奈さんの所に走って行った。 リ「き、棄権します、俺達二人じゃ無理っすッ!」 キ「ちょ、ちょっと何勝手に決めてるの?!」 理奈さんが二人を交互に見て、手に持っていた紙に何かを書いた。 理「では、レインチームの棄権という事ですね。 よって、第1試合の勝者は沙羅・ゼノ・ベルクチームに決定です。」 そう言うと、理奈さんはまた呪文の様なものを唱えた。 そして私は、自分の体が光に包まれていくのを感じた。 後編はもうちょっとしてからUPします byスモーキー